【YouTube】 オーボエ・ソナタ (Ob. 宮村和宏 Pf. 伊藤康英)

オーボエ・ソナタ (伊藤康英 作曲)  アカデミア・ミュージック/風の音 

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「調性有り、引用無し、サン=サーンスやプーランクなどの系譜を継ぐソナタを」と、熱く熱く委嘱の声をかけられたのは、2014年の暮れのことだった。 作曲家にとって「ソナタ」とは、特に室内楽の分野にあって、自身の力量を世に問うものとして重要な意味があった。また楽器奏者たちにとっても大切なレパートリーだ。が、変貌甚だしい現在にあって、ソナタがどれだけ必要とされているのだろうか。今は、軽めの音楽であるとか、映画音楽ふう、劇音楽ふう、はたまたゲーム音楽ふうの、映像を伴う音楽が好まれるきらいがある。

 西洋音楽は、ある一定の時間を音のみで構築する芸術だと思っている。そしてその豊穣な世界は、「ソナタ」無くしては語れまい。 (初演プログラムノートより)

オーボエ・ソナタ解説
OboeSonata分析.pdf
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