管・弦・打楽器作品

サクソフォーン (サクソフォーンを含む)

無伴奏アルトサクソフォーンのためのシャコンヌ [A-Sax.]

Title:Chaconne pour Alto Saxophone seul

作曲年月日:1980年 8月
編成:A-Sax
演奏時間:10:00(約)

出版社:イトーミュージック
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初演データ (初演日)1980年8月21日
(初演者)須川展也 
(初演場所)「第4回プロムナードコンサート」浜松市児童会館ホール
ツヴァイザムカイトⅢ [Sax. Pf.]

副題:アルト・サクソフォーンとピアノのための
Title:Zweisamkeit Ⅲ [Sax. Pf.]

作曲年月日:1985年 5月
編成:A-Sax
演奏時間:14:00(約)

プログラムノート  ZWEISAMKEITと題するアルトサクソフォーンとピアノの為の作品もこの第三作で一応完結し、最終的には三曲続けて演奏されるべきものとなる。
 ニーチェにとって孤独とは、絶えざる自己との対話、自己超克であり、「1かける1である孤独は、長いあいだには2になってくる」のであった。孤独はドイツ語でEINSAMKEITであるが、彼はこの意味でZWEISAMKEITという言葉を作った。
 さて、この三曲を並べると、第一作はEINSAMKEIT、第二作はZWEISAMKEIT、そしてこの第三作はVERLASSENHEIT(「見捨てられた」といった、いわば消極的な孤独)という性格が強い。そしてこのZWEISAMKEITⅢは、前二作の諸要素を織り混ぜながら、あまりにつつましくもみじめな終結へ向かって進行する1つのElegieということになった。
 私と同年の日本音楽コンクールで入賞・入選され、既に多方面にわたって御活躍中の二人が、今宵、本作品を音として解き放ってくれる。殊に、長年にわたり親交を深める須川氏なくしてこ三つのZWEISAMKEITは生まれ得なかった筈である。感謝! -初演プログラムより-
初演データ (初演日)1985年6月13日
(初演者)Sax.須川展也, Pf.岩井美子 
(初演場所)「深新会」駒場エミナース
備考
青のアリア ーサクソフォーンとピアノのために

Title:Azzura, Air for Saxophone and Piano

作曲年月日:2018年 2月 24日
編成:S-Sax. Pf
演奏時間:5:00(約)

出版社:イトーミュージック/ブレーン
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performed with Flugelhorn
プログラムノート 「青」は、「トランペット協奏曲」が初演された地、そして初演の独奏を務めたオッタヴィアーノ・クリストーフォリ氏(日本フィルハーモニー交響楽団首席トランペット奏者)が生まれ育った地でもある、イタリア東部のフリウーリ州の旗の色。このフリウーリ州のウディネで、2018年3月17日に、委嘱作品「トランペット協奏曲」が初演された。単一楽章15分の作品だが、大きく3つの部分からなっている。その第2部に相当するのがこの「青のアリア」である。「トランペット協奏曲」では、この部分はフリューゲルホルンにて演奏される。
オッタヴィアーノさんのトランペットは、あたかも歌詞が付いているかのように、美しくメロディーを歌う。そのためこの第2部は、イタリアを代表する作曲家であるヴェルディや、あるいはドニゼッティのオペラのアリアのようなメロディーを書いた。イタリアへのオマージュでもある。シンプルで美しい音楽となったので、この部分だけを独立した楽曲とし、「青のアリア」と名付けた。
ちなみに、大作曲家ヴェルディ(Verdi)には「緑(verde)」という意味があることに対抗してタイトルを「青」(Azzurra)にした、というわけではない。
ソプラノ・サクソフォーンとヴィブラフォーンのためのチャクララッタ

Title:Chakra-latta for Soprano Saxophone and Percussion

作曲年月日:2014年 11月
編成:S-Sax. PercPercussion:Vibraphone, Bongos, 2 Toms, 2 Suspended Symbals
演奏時間:13:00(約)

出版社:イトーミュージック / ブレーン
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プログラムノート  本日演奏のお二人は、それぞれに滋賀で共演させていただいたことがあり、今回の作曲依頼をとても楽しみに引き受けさせていただきました。
 (たぶんぼくの打楽器アンサンブル曲「恋人たちのスウィーツ」のような)あたたかいメロディと、(「バリ島からの幻想曲」のような)激しいリズムをもった曲を、と依頼されました。
 シンプルそうでいながら案外複雑に絡み合ったり、物憂げだったり、どこかの民族音楽ふうだったり、ポップだったり、陽気だったり、と、フィボナッチ数列を使いながらも、全5楽章を緊密ながらとても緩い感じで構成してあります。
 ちなみに、「チャクララッタ」には、特に意味はありません。
 しかし、調べてみたらサンスクリット語で「チャクラ」とは「円、車輪」を意味するとのこと、回り回るイメージを一つ持ちました。が、奏者がぐるぐる回るわけではありません。(初演プログラムノート)
初演データ (初演日)2014年12月26日
(初演者)宮本妥子(打楽器)、陣内亜紀子(サックス)
(初演場所)栗東芸術文化会館さきら 小ホール
委嘱者 宮本妥子、陣内亜紀子
アルトサクソフォーンと吹奏楽のための《幻想的協奏曲》[Sax. Band]

Title:Concerto Fantastique pour Saxophone Alto et Orchestre d'Harmonie

作曲年月日:1983年 03月 12日
編成:A-Sax. BandPercussion:Timp. Gyoban(woodn plate). Sleigh Bells. Vibraphone. Tam. B.D. Sus.Cym. Toms. Drums. Bongos. Congas.
演奏時間:13:00(約)

プログラムノート  例えばリヒャルト・シュトラウスの「英雄の生涯」の如く、この作品に於いても「英雄」が語られている。但しそれはギリシャ古典劇などにみられるような「英雄」ではなく、ドナルド・キーンが「花道に立つと背がのびる」と言っていることから分かるように、極めて日本的な「英雄」なるものを目指している。「孤独ではあるが自己超克」(ツヴァイザムカイト)たらんと欲した似而非英雄が、次第に偉大なる英雄に成長し、大見得を切ったその時、果たして彼は真に英雄たる事ができたか否か?
 曲は打楽器によって開始され、ソロ・サクソフォーンがこれを受け継ぐ。このカデンツァによって全曲のモットーが提示され、低音楽器の強烈な音塊で始まる第一部に入る。この第一部は「アポロン的」また、それに続く第二部は「ディオニソス的」である。そして最後は、打楽器に支えられたソロ・サクソフォーンによって華々しく終わる。しかしながら、この最後のカデンツァは、一体、「Hymne」(讃歌)であるのか、それとも「Catastrophe」(破局)であるのかは、私にも分からない。
初演データ (初演日)1983年04月07日
(初演者)須川展也(A.Sax.)浜松北高校吹奏楽部 指揮:伊藤康英指揮
(初演場所)「浜松北高校吹奏楽部演奏会」浜松市民会館
委嘱者 須川展也氏、及び静岡県立浜松北高校吹奏楽部
備考 バンド・パートの2台ピアノ用編曲版あり。
CDタイトル:深層の祭 ~フェイバリット・パスト・アルバム・シリーズ
レーベル・CD番号:佼成出版社 / KOCD-2902
CD備考:
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ケニアン・ファンタジー (組曲) [Sax. Pf.]

副題:1.スピリチュアル Spiritual 2.ポレポレ Pole Pole 3.バラード Ballade 4.ンゴマ Ngoma
Title:Kenyan Fantasy for Soprano Saxphone (or Alto Saxphone) and Piano (suite)
Subtitle:1. Spiritual 2.. Pole Pole 3. Ballade 4. Ngoma

作曲年月日:1994年 08月 30日
編成:Sax. Pf
演奏時間:9:00(約)

備考 原曲はピアノ連弾。他に2台8手ピアノ連弾版、フルートとピアノ版、マリンバ六重奏版、アンサンブル版、フルートカルテット版、フルートデュオ版あり NgomaのみFl.Sax二重奏版あり
アルト・サクソフォーンと2台のピアノのための《幻想的協奏曲》 [Sax. 2Pf.]

副題:for 2 pianos and optional percussions
Title:Concerto Fantastique for 2 Pianos and optional Percussions

作曲年月日:1997年 02月 06日
編成:A-Sax. 2PfPerc.(Optional)
演奏時間:13:00(約)

初演データ (初演日)1997年3月2日
備考 原曲は CONCERTO POUR SAXOPHONE ALTO et ORCHESTRE D'HARMONIE
こきりこ行進曲 [Sax. Pf.]

副題:アルト・サクソフォーンとピアノのために
Title:Kokiriko alla Marcia, for Saxophone and Piano

作曲年月日:2000年 04月 25日
編成:A-Sax. Pf
演奏時間:4:30(約)

初演データ (初演日)2000年6月13日
(初演者)雲井雅人、伊藤康英
備考 原曲は吹奏楽で、2000年富山国体入場行進曲。富山民謡「こきりこ節」をモチーフにした作品。他にサクソフォーンとマリンバとピアノ版、ピアノ連弾版、マリンバ六重奏版、ピアノ三重奏版の編曲がある。
サクソフォーン・コンチェルト (ピアノ・リダクション版) [Sax. Pf.]

副題:ピアノ伴奏版、2台ピアノ伴奏版
Title:Saxphone Concerto, Reduction for Alto Saxphone & Piano by the Composer

作曲年月日:1989年 11月 28日
編成:A-Sax. Pf
演奏時間:12:00(約)

出版社:Henry Lemoine
楽譜備考: 
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備考 2台ピアノ伴奏版は第24回サクソフォーンフェスティバルにて初演(2004年12月22日)須川展也(Sax.)小柳美奈子・沼田良子(Pf.)
サクソフォーン・コンチェルト [Sax. Orch.]

Title:Saxphone Concerto   [Sax. Orch.]
Subtitle:Concerto Saxophone alto et orchestre

作曲年月日:1988年 07月 18日
編成:Sax.(Alto) Orch.Nomenclature : 3.2.2.2 / 4.2.2.1 / perc / 2.2.2.2
演奏時間:12:00(約)

出版社:Henry Lemoine
楽譜備考: 
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初演データ (初演日)1988年08月12日
(初演者)須川展也 東京都交響楽団 
(初演場所)「第9回世界サクソフォーンコングレス」神奈川県立音楽堂
備考 ピアノ伴奏版、2台ピアノ伴奏版有り
サクソフォーン・サラダ -ソプラノ・サクソフォーンとピアノのための組曲

副題:1.前菜序曲 2.スパゲッティ・マチドーニア 3.子羊のロースト 4.シーザーサラダ 5.ジェラート・コン・カフェ 
Title:L'insalata del Sassofono -Suite per Sasofono soprano e Piano [Sax. Pf.]
Subtitle:1.Antipasto misto 2.Spaghetti Macedonia 3.Agnello arrosto 4.Insalata di Cesare 5.Gelato con caffe

作曲年月日:2003年 04月 30日
編成:S-Sax. Pf
演奏時間:9:00(約)

出版社:イトーミュージック
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備考 渡部哲哉氏の委嘱により編曲。原曲は、マリンバとソプラノ・サクソフォーンのための組曲「マリンバ・レストラン」。全6楽章の〈デザートは別腹ヴァージョン)あり。
サクソフォーン・サラダ デザートは別腹ヴァージョン -ソプラノサクソフォーンとピアノのための組曲

副題:1.前菜序曲 2.スパゲッティ・マチドーニア 3.子羊のロースト 4.シーザーサラダ 5.チョコレート・ダモーレ 6.ジェラート・コン・カフェ 
Title:L'insalata del Sassofono con i gelati speciali -Suite per Sasofono soprano e Piano [Sax. Pf.]
Subtitle:1.Antipasto misto 2.Spaghetti Macedonia 3.Agnello arrosto 4.Insalata di Cesare 5.Cioccolata d'amore 6.Gelato con caffe

作曲年月日:2002年 04月 30日
編成:S-Sax. Pf
演奏時間:12:00(約)

サクソフォニッシモ! [Sax. Pf.]

副題:サクソフォーンとピアノのためのカプリッチョ
Title:Saxophonissimo! Capriccio for Saxophone and Piano

作曲年月日:2007年 12月 13日
編成:S-Sax. Pf
演奏時間:10:00(約)

プログラムノート コレルリの『ラ・フォリア』と、パガニーニの『カプリス』第24番、というヴァイオリンのために書かれたよく知られたメロディをもとにした自由な変奏曲である。これらのメロディはこれまでにあまたの作曲家の創作意欲を刺戟し、リスト、ブラームス、ラフマニノフ、ルトスワフスキ、そしてロイド=ウェッバーらの名作が知られる。
初演データ (初演日)2007年12月25日
(初演者)黄璃萌(Sax..)、伊藤康英(Pf.) 
(初演場所)台湾新竹交響楽団音楽会
備考 原曲は「ヴァイオリンと吹奏楽のためのカプリッチョ」
ジェラート・コン・カフェ [Sax. Pf.]

Title:Gelato con caffe, for Saxophone and Piano

作曲年月日:2003年 1月 11日
編成:A-Sax. Pf
演奏時間:3:00(約)

ソプラノ・サクソフォーンのためのソナチネ(全3楽章)

Title:Sonatine for Soprano Saxophone and Piano (3 movements)

作曲年月日:2022年 11月 2日
編成:S-Sax. Pf
演奏時間:7(約)

初演データ (初演日)2022年11月21日
(初演者)中村均一、伊藤康英
(初演場所)スペースDo
備考 第1楽章は、「オーボエとピアノのためのソナチネ」
ツヴァイザムカイトへの補足的一章 [Sax. Pf.]

副題:アルト・サクソフォーンとピアノのための
Title:Mouvement Supplemntaire a 'ZWEISAMKEIT' [Sax. Pf.]

作曲年月日:1986年 10月
編成:A-Sax. Pf
演奏時間:10:00(約)

出版社:イトーミュージック
楽譜備考: 
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初演データ (初演日)1986年12月21日
(初演者)須川展也(Sax.) 伊藤康英(Pf.) 
(初演場所)「第8回サクソフォーンフェスティバル」こまばエミナース
ツヴァイザムカイト Ⅰ [Sax. Pf.]

副題:アルト・サクソフォーンとピアノのための
Title:ZWEISAMKEIT 1, for Altosaxophone & Piano

作曲年月日:1982年 12月
編成:A-Sax. Pf
演奏時間:10:00(約)

出版社:イトーミュージック / ブレーン
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初演データ (初演日)1982年12月22日
(初演者)須川展也(Sax.)、伊藤康英(Pf.)
(初演場所)グランドホテル浜松
備考
ツヴァイザムカイトⅡ [Sax. Pf.]

副題:アルト・サクソフォーンとピアノのための
Title:Zweisamkeit Ⅱ [Sax. Pf.]

作曲年月日:1984年 4月
編成:A-Sax. Pf
演奏時間:14:00(約)

プログラムノート ZWEISAMKAIT―ニーチェの造語。彼にとって孤独とは,耐えざる自己との対話,自己超克であり、「1かける1であるこどくは、長い間には2になってくる」のであった。これは、「独り住む隠遁者」の力への意志の叫びであると私には思えた。そのエネルギーの片鱗がこの曲である。―しかし、ある友人は「ふたりぼっち」と訳してくれた。
-初演プログラムより-
初演データ (初演日)1984年5月10日
(初演者)Sax.須川展也、Pf.高岡慶子 「洋絃会作品展」(草月ホール)
テナー・サクソフォーンとピアノのためのソナチネ

Title:Sonatine for Tenor Saxophone and Piano

作曲年月日:2022年 11月 28日
編成:T-Sax. Pf
演奏時間:11(約)

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プログラムノート  このところ、オーボエやクラリネットなどの楽器のために、西洋音楽の流れを汲んだ「ソナタ」を作曲してきた。それも明確な調性を持った作品。21世紀の現在にあってどんなものかとも思うのだが、結局ぼく自身は、西洋音楽の古典的作品が好きなのだ。
 仲田 守さんからのテナー・サクソフォーンのための作品の依頼を受けたときに真っ先に想い浮かんだのはその系列の作品だった。ただし比較的小規模で平易な作品にしようと思ったため「ソナチネ」とした。
 登場するメロディは、とてもシンプルなもの、むしろありふれたものと言ってよい。それを素材としつつも、ふと思わぬ展開を見せる妙味を楽しみながら作曲を進めた。なお、第3楽章には、あるメロディを一部変形して引用した。それは何であるかは、ここでは公表しないこととした。もしも見つけることができたら、その作曲家について調べてみてください。引用した意味がおわかりいただけるかもしれません。
 戦争のない世の中でありますように。
委嘱者 仲田 守
マリンバ・レストラン(組曲) [Sax. Mba.]

副題:マリンバとサクソフォーンのための組曲 1.前菜序曲 2.スパゲッティ・マチェドーニア 3.子羊のロースト 4.シーザーサラダ 5.ジェラート・コン・カフェ
Title:Marimba-Ristrante, Suite per Marimba e Sassofono Soprano [Sax. Mba.]
Subtitle:1.Antipasto misto 2.Spaghetti Macedonia 3.Agnello arrosto 4.Insalata di Cesare 5.Gelato con caffe

作曲年月日:2002年 06月 14日
編成:S-Sax. Mba
演奏時間:9(約)

出版社:イトーミュージック
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プログラムノート  小川佳津子さんからの委嘱で作曲。何か楽しい曲を書こうかなあと思い、まず「マリンバ・レストラン」のタイトルを決めました。で、オープニングは前菜序曲。マチェドーニア(マケドニア)は、人種の坩堝(るつぼ)ということから、スパゲッティの麺の絡み合いを人と人(男と女?)との絡み合いになぞらえてみましたが(が、実際にこんな料理はありません)。
 子羊のローストは、コラール「大、穢れなき神の子羊よ」の変奏曲。シーザーサラダは、アメリカ南部のシーザーというレストランの考案によるサラダで、古代ローマのシーザー(カエサル)将軍とは関係ないらしいのですが、ここではわざと、古代ローマ風のファンファーレにしてみました。
 ジェラート・コン・カフェは、「甘いデザートですが、大人の人は、この甘さの中のコーヒーのほろ苦さに、人生を重ね合わせてみてください」と作曲家真島俊夫さんが書いており、なるほどと思い、このタイトルを拝借しました。
 「レストラン」はイタリア語で「リストランテ」といいます。「再び元気づける」という意味を持っているのです。さあて、「マリンバ・レストラン」でフルコースを味わって、元気になろう!
委嘱者 小川佳津子氏
ラモーの主題による変奏曲 [Sax. Pf.]

Title:Variations on a theme by Rameau, for Altosaxophone and Piano

作曲年月日:1989年 08月 12日
編成:A-Sax. Pf
演奏時間:6:30(約)

出版社:イトーミュージック / ブレーン
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プログラムノート  J.-Ph.ラモー(Jean-Philippe Rameau 1683-1764)のクラヴサン曲集(第3組曲)の中の〈ソーローニュのお人よし(Les niais de Sologne)〉のテーマによる変奏曲。1989年夏、アルト・サクソフォーンとピアノのために作曲。須川展也氏の最初のCD『ワンス・アポン・ア・タイム』に収録。その後、ピアノ連弾版やフルート版も作った。
 ベートーヴェンのいわゆる〈エロイカ変奏曲〉(op.35)(あるいは交響曲第3番終楽章)のように、「テーマ」の提示ではなく、ベース・ラインによる変奏から始まる。そうして、テーマの断片が見え隠れしながら変奏を続け、最後になってようやく「テーマ」が現れる。また第2変奏のピアノ・パートには、同じくラモーのクラヴサン曲〈喜び(La Joyeuse)〉や〈タンブラン(Tambourin)〉も引用してある。
初演データ (初演者)須川展也(Sax.)、小柳美奈子(Pf.) 録音初演
備考 Fl.+Pf.版有り(アルソ出版「木星のファンタジー」) Pf.連弾版有り 
CDタイトル:Once Upon A Time 
レーベル・CD番号:アートユニオン/ART-3078
CD備考:
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琉球幻想曲 [Sax. Pf.]

副題:ソプラノサックスとピアノのための
Title:Ryukuan Fantasy, for Soprano-Saxophone and Piano

作曲年月日:1997年 07月 09日
編成:S-Sax. Pf
演奏時間:4:30(約)

出版社:イトーミュージック
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プログラムノート  たぶん、解説なんぞをしなくともお楽しみいただける曲だろう。「安里屋ユンタ」をもとにした小品である。
 私はいつもそうするのだが、民謡を使って作曲するときに、その民謡はあくまで素材としてあつかうようにしている。その土地柄や風土というものには、特にこだわらずに作曲する。あの有名なメロディがどのようなかたちになったか・・・・・。
 
初演データ (初演日)1997年8月4日
(初演者)福本信太郎(Sax.)、伊藤康英(Pf.)
備考 原曲は2台ピアノ8手連弾。他に、2台ピアノ版、1台ピアノ版、ヴァイオリンとピアノ版、ピアノ独奏版、ピアノ七重奏版、(弦5部、打楽器、ピアノ)、ピアノ六重奏版(弦5部、ピアノ)<Aref="Ryukuan-Fantasy-for-Piano-and-Band.htm">ピアノと吹奏楽版</A>、ヴァイオリンとサクソフォーン四重奏とピアノ版(ヴァイオリンはオプション)、サクソフォーン四重奏版あり。
カーニヴァルの日(ピアノ・リダクション版)[2Sax. Pf.]

Title:A Carnival Day (Piano Reduction)[2Sax. Pf.]
Subtitle:Concertino for Alto Saxophone and Euphonium

編成:2A-Sax. Pf

出版社:イトーミュージック/ブレーン
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原曲版(Sax. Euph. Band.)
カーニヴァルの日(ピアノ・リダクション版)[Sax. Euph. Pf.]

Title:A Carnival Day (Piano Reduction) [Sax. Euph. Pf.]
Subtitle:Concertino for Alto Saxophone and Euphonium

編成:A-Sax. Euph. Pf

出版社:イトーミュージック/ブレーン
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原曲版(Sax. Euph. Bnad.)
初演データ (初演者)福住拓朗(サクソフォーン)、会田智穂(ユーフォニアム)、横田理恵(ピアノ)
カーニヴァルの日 [Sax. Euph. Band]

副題:サクソフォーンとユーフォニアムのための二重小協奏曲
Title:A Carnival Day, concertino for Saxophone and euphonium [Sax. Euph. Band]

作曲年月日:2011年
編成:A-Sax. Euph. Band
演奏時間:6:30(約)

出版社:イトーミュージック/ブレーン
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プログラムノート  サクソフォーンとユーフォニアムという、(オーケストラにはない)二つの楽器のための二重協奏曲的な小品。
初演データ (初演日)2011年11月26日
(初演者)FUYUON! 2011 亜洲新世界 洗足学園音楽大学グリーン・タイ ウインド・アンサンブル+新竹教育大学音楽学部吹奏楽(台湾)サクソフォーン:小林悟 ユーフォニアム:幸崎仁志
(初演場所)前田ホール
サクソフォーン・ドルチェ [3Sax.]

Title:Saxophone Dolce for Trio [3Sax.]

作曲年月日:2013年
編成:3A-Saxoption Perc.:S.Dr or Cajon / Tri. /Sus.
演奏時間:4:30(約)

出版社:イトーミュージック / ブレーン
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こきりこ行進曲 [Sax. Mba. Pf.]

Title:Kokiriko alla Marcia [Sax. Mba. Pf.]

作曲年月日:2001年 03月 09日
編成:S-Sax. Mba. Pf
演奏時間:4:30(約)

初演データ (初演日)2001年
(初演者)岸田佳津子、中村均一
備考 岸田佳津子の委嘱により編曲。原曲は吹奏楽で、2000年富山国体入場行進曲。富山民謡「こきりこ節」をモチーフにした作品。他にサクソフォーンととピアノ版、ピアノ連弾版、マリンバ六重奏版、ピアノ三重奏版の編曲がある。
サクソフォンとトランペットのための「オード(頌歌)」 [Sax. Trp. Pf.]

Title:Ode for Saxophone, Trumpet and Piano
Subtitle:for Saxophone, Trumpet and Piano

作曲年月日:2007年 8月 5日
編成:A-Sax. Trp. Pf
演奏時間:7:00(約)

出版社:イトーミュージック
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プログラムノート  ちょっと長ったらしいけれど、この曲のいきさつを書いておきます。
 トランペットの杉木峯夫先生から、1991年のはじめ、「トランペット・アンサンブル」なる編成で作曲の依頼を受け、私は頭を抱え込んでしまった。20本のトランペットのために書いてほしいというのだ。結局、コルネットやフリューゲル・ホルンを主体とし、バス・トランペットが支える、そして、およそトランペットらしくないメロディに溢れた作品を作った。「オード」、この曲の原型である。オード(頌歌)とは「特定の人や物を讃えて作った叙情詩」(広辞苑)のこと。
 それから7年がたった。杉木先生と雲井さんとコンサートをすることになった。お二人とも富山県出身というところのつながりらしい。私がピアノ伴奏を受け持ったのだが、そのときに杉木先生は、初演のままになっていた「オード」を思い出された。そしてこれをサクソフォンとトランペットとピアノに編曲できないかと頼まれた。場合によっては20パートにも分かれるあの曲をどうしたものだろう、と思いながらも、それまでに聴いたこともない不思議な取り合わせの編成ゆえ、どうにもレパートリーがない、それならば、と編曲を作った。
 そのコンサートが1998年の夏だったから、それからまた9年が経ったことになる。雲井さんがこの曲のことを覚えていてくれて、今回のレコーディングと相成った。
 初演以来16年も経っていたんだなあ。これが今回、見事な演奏でCDに刻まれるとはなんともうれしい。また、トランペットとサクソフォンというのは異種格闘技かと思いきや、なかなかうまくマッチするものだと認識できたのは、今回のレコーディングの私にとっての収穫だった。
 これは、このすばらしい3人への「オード」なのかもしれない。
(CD【SAXOPET】)
初演データ (初演者)神代修、雲井雅人、藤井一興
CDタイトル:SAXOPET ! トランペットとサクソフォンのための作品集
レーベル・CD番号:Octavia Records (OVCC00048)
CD備考:
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ソナタより [Fl. Cl. Sax.]

Title:Allegro after Sonata F Major by Benedetto Marcello [Fl. Cl. Sax.]

作曲年月日:2022年 11月 2日
編成:Fl. B♭Cl. A-Sax
演奏時間:3(約)

初演データ (初演日)2022年11月21日
(初演者)吉田あかり、秋山かえで、中村均一
(初演場所)スペースDo
チョコレート・ダモーレ [Sax. Cornet Pf.]

副題:サクソフォーン、コルネットとピアノのために
Title:Cioccolata d'amore for Saxophone and Cornet and Piano

作曲年月日:2007年 8月 5日
編成:A-Sax. Trp. Pf
演奏時間:3:00(約)

出版社:イトーミュージック
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初演データ (初演者)神代修(Trp.)、雲井雅人(Sax.)、藤井一興(Pf.)
CDタイトル:SAXOPET ! トランペットとサクソフォンのための作品集
レーベル・CD番号:Octavia Records (OVCC00048)
CD備考:
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ラグ・タイム・マーチ [Fl. Sax. Pf.]

Title:Rag -Time - March [Fl. Sax. Pf.]

作曲年月日:1984年 06月
編成:Fl. A-Sax. Pf

出版社:イトーミュージック
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備考 吹奏楽によるコンサート用マーチ「ラグ・タイム・マーチ」の室内楽用編曲版。Fl.Cl.Pf.版有り.
ラグ・タイム・マーチ [Fl. Cl. A-Sax. Pf.]

Title:Rag -Time - March [Fl. Cl. A-Sax. Pf.]

作曲年月日:2022年 11月 2日
編成:Fl. B♭Cl. A-Sax. Pf
演奏時間:4(約)

初演データ (初演日)2022年11月21日
(初演者)吉田あかり、秋山かえで、中村均一、伊藤康英
(初演場所)スペースDo
貝殻のうた [4sax.]

Title:The Seashell Song for Saxophone quartet

作曲年月日:2013年 4月 6日
編成:S-Sax. A-Sax. T-Sax. Bar-Sax
演奏時間:5:00(約)

出版社:イトーミュージック / ブレーン
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初演データ (初演日)2013年4月12日
(初演者)染谷真衣、野田薫、田中啓貴、山口春奈
恋人たちのスウィーツ  ~サクソフォーン四重奏のための組曲

副題:1.ティティロス 2.チョコレート・ビアンカ 3.ジェラート・コン・カフェ
Title:Sweets for lovers, Suite for Saxophone Quartet
Subtitle:Ⅰ.Titiros Ⅱ.Cioccolata d'amore Ⅲ.Gelato con caffe

作曲年月日:2022年 11月 2日
編成:S-Sax. A-Sax. T-Sax. B-Sax
演奏時間:9:00(約)

出版社:イトーミュージック/ブレーン
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プログラムノート もはや説明不要のスウィーツ「ティラミス」は、「連れてって(tire)私を(mi)上に(su)」の意味だが、「連れてっちゃおう(tiro)君を(ti)上に(su)」という感じで「ティティロス」と名付けた第1曲。
第2曲「チョコレート・ビアンカ」(ホワイト・チョコレート)は、「愛のチョコレート」の意味で作った「チョコレート・ダモーレ」の「お返し」。
そして第3曲は、アイスクリームの甘さと、エスプレッソ・コーヒーのほろ苦さとの取り合わせが絶妙な「ジェラート・コン・カフェ」。中間部には「チョコレート・ダモーレ」のメロディも現れる。
もともとマレット・パーカッションのアンサンブルとしてこの組曲を作り、その後、マリンバとピアノ伴奏版に編曲。マリンバ奏者・大森香奈さんのリサイタルでこの作品を取り上げた際に、サクソフォンカルテット・コパンと共演。そのご縁での委嘱によりサクソフォーン四重奏版をつくった。
なお、「ジェラート・コン・カフェ」はソプラノ・サクソフォーンとマリンバのために作曲した作品。

第1楽章96小節のバリトン・サクソフォーンは、楽器を指で叩くなど、さまざまな方法でリズムを奏でてほしい。全員で演奏しても良いだろう。
第3楽章終わり近くに書かれた「for ending」を演奏して演奏を終えることができる。続けて演奏する際にはこの小節は演奏しない。

初演データ (初演者)Saxophone Quartet COPAIN (コパン)
(初演場所)西宮市プレラホール
委嘱者 Saxophone Quartet COPAIN (コパン)
サクソフォーン四重奏曲第1番

副題:第1楽章 アレグロ  第2楽章 レント  第3楽章 アレグロ・スケルツァンド  第4楽章 センツァ・テンポ、アレグロ
Title:Saxophone Quartet No.1
Subtitle:1. Allegro 2. Lento 3. Allegro Scherzando 4. Senza Tempo$2013Allegro

作曲年月日:1988年 04月 30日
編成:S-Sax. A-Sax. T-Sax. Bar-Sax
演奏時間:9:00(約)

出版社:イトーミュージック/ブレーン
楽譜備考:スコアのみ(手稿譜)
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プログラムノート 1988年4月30日作曲、アルモ・サクソフォーン四重奏団委嘱。
4つの楽章からなるが、伝統を踏まえつつも、それを壊しながら構成した。全楽章をまとめて一つの「ソナタ」と見ることもできるだろうし、それ以上に、この当時に考えていた、短いモティーフをどう成長、発展させるかということに主眼を置いて作曲している。
第1楽章は、いわば「提示」。以降の楽章に展開される要素のすべてが瞬時に提示される短い楽章。
続く3つの楽章はすべて繋がって演奏される。
第2楽章「レント」は、バリトン・サクソフォーンによる「B-A-C-H」の音に始まり、このモティーフによる「歌」が繰り広げられる。途中、1982年に作曲したアルト・サクソフォーンのための「ツヴァイザムカイト」で用いた、自由なテンポの中で緊張感あるモティーフを構築する。
引き続き第3楽章では3連符のモティーフが展開する。
そのまま第4楽章へと入り、ごく短い中にも第1楽章が再現されて終止する。




委嘱者 アルモ・サクソフォーン四重奏団
サクソフォーン四重奏曲第2番

副題:第1楽章 アレグロ・モルト 第2楽章 アダージョ(バリトン・サクソフォーンのために) 第3楽章 モデラート(テナー・サクソフォーンのために) 第4楽章 アレグレット(ソプラノ・サクソフォーンのために) 第5楽章 レント(アルト・サクソフォーンのために) 第6楽章 アレグロ・モルト
Title:Saxophone Quartet No.2
Subtitle:1.Allegro molto 2.Adagio(for Baritone Saxophone) 3.Moderate (for Tenr Saxophone) 4.Alleretto(for Soprano Saxophone) 5.Lento(for Alto Saxophone) 6.Allegro molto

作曲年月日:1990年 12月 30日
編成:S-Sax. A-Sax. T-Sax. Bar-Sax
演奏時間:16:00(約)

出版社:イトーミュージック
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プログラムノート  この作品は短い6つの楽章から成る。そして第2楽章から第5楽章までの4つの楽章ではそれぞれの楽器が妙技を聴かせ、極めて相反するスタイルが続く。その結果、実にまとまりのない作品となったが、これは私のサクソフォーンに対する可能性の追求の一つの試みであり、一種の「ディヴェルティメント的な作品」と理解して楽しんでほしい。
 サクソフォーンの可能性、-この作品では特にアルティッシモや微分音の開拓である。私は今微分音について、二つの考え方をしている。われわれが常に親しんでいる平均律(あるいは純正律)から少しばかり歪んだ音としての微分音。それから民族音楽に見られるような微分音。ただしこの音を微分音と呼ぶことには、西洋音楽的発想による偏見が含まれている。
 今回このような微分音の、ちょっと面白い試みが第3・第4楽章である。そしてこれらの楽章ではいくらかの即興演奏が行われる。 (初演プログラムノート)


 1988年にエジプトを訪れてから、民族音楽の中での「微分音」に興味を持ち始めた。そういった音は、それぞれの民族音楽の中ではごく当たり前の音なのだが、西洋音楽の音律からは少しばかり歪んだ音と言えるだろう。そうした民族音楽的な音を用いて、この四重奏曲の第3、第4楽章を作曲した。この二つの楽章は、ほぼ即興演奏で成り立っている。ヘテロフォニー的な即興。
 どの民族音楽にも、完全5度という音程はほぼ存在すると思う。タイの7等分平均律といえど、きいてみると、拠り所とすべき完全5度が存在するようにきこえる。すると、この四重奏曲第2番の第4楽章で用いた音律は、タイの7等分平均律に近いかもしれない。「ド」から「ソ」までを5等分し(そのため、長調とも短調ともつかぬ響きになる)、「ソ」から「ド」までを4等分した(ため、導音があるような、はたまたミクソリディア旋法のような響きとなる)。楽譜には、何セント(半音は100セント)高く、とか低く、と指示してある。
 その一方で、四分音(半音の半分)も使っている。作品の冒頭が四分音によるクラスターで始まっており、象徴的に何度かこの響きが現れる。
 作品の構成としては、第1番と似ており、6つの楽章のうち、ごく短い第1楽章と第6楽章を両端に置く。
 第2楽章から第5楽章は、それぞれ、バリトン・サクソフォーンのために、テナー・サクソフォーンのために、ソプラノ・サクソフォーンのために、アルト・サクソフォーンのために、と題され、各楽器の妙技が披露される。 
 第1番、第2番とも、伝統的な形式を踏まえつつも、それを壊し、歪めながらも構築していくことに主眼を置いている。そんな中から少しでも日本的な空間を表現できないかと考えた。似たような構成の作品としては、吹奏楽のために作曲した「交響曲」(1990)。 
 
初演データ (初演日)1991年1月13日
(初演者)トルヴェール・クヮルテット
(初演場所)カザルスホール
小組曲 (ドビュッシー作曲)

副題:1.小舟にて  2.行列  3.メヌエット  4.バレエ
Title:Petite Suite (by C. Debussy) for Saxophone Quartet 

原作者:Claude Debussy
作曲年月日:2012年
編成:S-Sax. A-Sax. T-Sax. Bar-Sax
演奏時間:13:00(約)

出版社:イトーミュージック / ブレーン
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ドリーミング・ドール [4Sax.]

Title:Dreaming Doll [4Sax.]

編成:S-Sax. A-Sax. T-Sax. Bar-Sax
演奏時間:2:30(約)

初演データ (初演者)トルヴェール・クヮルテット
委嘱者 トルヴェール・クヮルテット
木星のファンタジー2001 [Fl. Cl. Sax. Pf4Hands.]

副題:フルート、クラリネット、サクソフォーンとピアノのために
Title:A Jupiter Fantasy 2001 [Fl. Cl. Sax. Pf4Hands.]

編成:Fl. B♭Cl. A-Sax. Pf4hands

出版社:イトーミュージック
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琉球幻想曲 [4Sax.]

Title:Ryukuan Fantasy [4Sax.]

作曲年月日:1999年 12月 11日
編成:S-Sax. A-Sax. T-Sax. Bar-Sax
演奏時間:4:30(約)

出版社:イトーミュージック / ブレーン
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備考 原曲は2台ピアノ8手連弾。他に、2台ピアノ版、1台ピアノ版、ヴァイオリンとピアノ版、ピアノ独奏版、ソプラノ・サクソフォーンとピアノ版、ピアノ七重奏版、(弦5部、打楽器、ピアノ)、ピアノ六重奏版(弦5部、ピアノ)、ピアノと吹奏楽版、ヴァイオリンとサクソフォーン四重奏とピアノ版(ヴァイオリンはオプション)あり。
CDタイトル:むかしの歌 Chanson d’Autrefois
レーベル・CD番号:CAFUA RECORDS (CACG-0127)
CD備考:
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抒情的祭りファンタジー[4Sax. Pf.]

Title:Fantasy on "Festal Scenes", for Saxophone Quartetd and Piano

作曲年月日:2022年 6月 19日
編成:S-Sax. A-Sax. T-Sax. B-Sax. Pf
演奏時間:7(約)

出版社:イトーミュージック/ブレーン
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プログラムノート  1986年、25歳のころ、吹楽曲「抒情的『祭』」を作曲した。アメリカでも演奏、出版されたことで、実質的にぼくの吹奏楽界へのデビューとなった思い出深い作品だ。青森県の海上自衛隊大湊音楽隊の委嘱で、青森の民謡を使ってほしいとのことだったので、「津軽じょんから節」「ホーハイ節」「津軽あいや節」「ねぶた(ねぷた)祭り」の四つを素材とした。
 そしてこのたび、トルヴェール・クヮルテットにより、この曲を五人で演奏できるようにとの依頼を受けたのだが、果たしてこれがなかなかの難題だった。若い頃に作った作品のもともとのイメージが、この曲を知る人のみならず、私自身にもこびりついている。そこにどのように手を加えるか。
 そういえば以前にこの吹奏楽版を下敷きにしてピアノ独奏曲を作ったことがあった。そこからいくつかのアイディアを得、そこにトルヴェールのサウンドを想起しつつ編んでいった。
 若い世代の方々にとっては、純粋に民謡や祭りの響きを楽しんでいただく楽曲として、そして原曲の吹奏楽版をご存知の方にとっては、おお、ここが吹奏楽版とは違うぞ、などとお楽しみいただけたら幸いです。
初演データ (初演日)2022年10月9日
(初演者)トルヴェール・クヮルテット
委嘱者 トルヴェール・クヮルテット
琉球幻想曲 [4Sax. Pf.]

Title:Ryukuan Fantasy [4Sax. Pf.]

編成:S-Sax. A-Sax. T-Sax. Bar-Sax. Pf

出版社:イトーミュージック / ブレーン
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こきりこ行進曲[4Sax.Pf.]

Title:Kokiriko a la Marcia for Saxophone quatartet and Piano

編成:S-Sax. A-Sax. T-Sax. B-Sax. Pf

琉球幻想曲 [5Sax. Pf.]

Title:Ryukuan Fantasy [5Sax. Pf.]

編成:2S-Sax. A-Sax. T-Sax. Bar-Sax. Pf

出版社:イトーミュージック
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ケニアン・ファンタジー(組曲) [Vn. Va. Vc. Fl. Sax. Pf]

副題:1.スピリチュアル Spiritual 2.ポレポレ Pole Pole 3.バラード Ballade 4.ンゴマ Ngoma
Title:Kenyan Fantasy (suite) [Vn. Va. Vc. Fl. Sax.. Pf]
Subtitle:1.Spiritual 2. Pole Pole 3. Ballade 4. Ngoma

作曲年月日:1994年 08月 09日
編成:Vn. Va. Vc. Fl. Sax. Pf
演奏時間:9:00(約)

備考 原曲はピアノ連弾。他に2台8手ピアノ連弾版、フルートとピアノ版、サックスとピアノ版、マリンバ六重奏版、フルートカルテット版、フルートデュオ版あり
こきりこ行進曲 [Vc. 4Sax. Pf.]

Title:Kokiriko alla Marcia [Vc. 4Sax. Pf.]

作曲年月日:2000年 09月 02日
編成:Vc. S-Sax. A-Sax. T-Sax. Bar-Sax. Pf
演奏時間:4:30(約)

初演データ (初演日)2000年
(初演者)藤原真理、アルモサクソフォーンカルテット、伊藤康英
備考 原曲は吹奏楽で、2000年富山国体入場行進曲。富山民謡「こきりこ節」をモチーフにした作品。他にサクソフォーンとピアノ版、サクソフォーンとマリンバとピアノ版、ピアノ連弾版、マリンバ六重奏版、ピアノ三重奏版の編曲がある。
台湾狂詩曲 [Fl. B♭Cl. A-Cl. Tub. Perc. Pf]

Title:Rapsodia Formosa [Fl. B♭Cl. A-Cl. Tub. Perc. Pf]

作曲年月日:2022年 11月 2日
編成:Fl. B♭Cl. A-Cl. Tub. Perc. Pf
演奏時間:5(約)

初演データ (初演日)2022年11月21日
(初演者)吉田あかり、秋山かえで、中村均一、宮西純、平子ひさえ、伊藤康英
(初演場所)スペースDo
木星のファンタジー [Fl. B♭Cl. A-Cl. Tub. Perc. Pf]

Title:Jupiter Fantasy [Fl. B♭Cl. A-Cl. Tub. Perc. Pf]

作曲年月日:2022年 11月 2日
編成:Fl. B♭Cl. A-Sax. Tub. Perc. Pf
演奏時間:5(約)

初演データ (初演日)2022年11月21日
(初演者)吉田あかり、秋山かえで、中村均一、宮西純、平子ひさえ、伊藤康英
(初演場所)スペースDo
琉球幻想曲 [Vn. 4sax. Pf.]

Title:Ryukuan Fantasy [Vn. 4sax. Pf.]

作曲年月日:1999年 11月 27日
編成:Vn. S-Sax. A-Sax. T-Sax. Bar-Sax. Pf
演奏時間:4:30(約)

備考 原曲は2台ピアノ8手連弾。他に、2台ピアノ版、1台ピアノ版、ヴァイオリンとピアノ版、ピアノ独奏版、ソプラノ・サクソフォーンとピアノ版、ピアノ七重奏版、(弦5部、打楽器、ピアノ)、ピアノ六重奏版(弦5部、ピアノ)<ref id=45>ピアノと吹奏楽版</ref>、サクソフォーン四重奏版あり。
エスパーニャ [6-8sax.]

Title:Espana for Saxophone ensemble based on Spanish melodies

作曲年月日:2004年 8月 16日
編成:2S-Sax. 2A-Sax. 2T-Sax. 2Bar-Sax
演奏時間:5:00(約)

出版社:ブレーン
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プログラムノート  組曲《地球》とでもいうべき4曲からなる組曲《チャイコフスキアーナ》《エスパーニャ》《シンガポリアーナ》《地球はおどる》の第2曲。
 サクソフォーンの大合奏用に作曲したが、最小の編成として、サクソフォーン6重奏(ソプラノ2、アルト1、テナー1、バリトン2)でも演奏できる。第2アルトと第2テナー(いずれも若干演奏容易になっている)をくわえることで8重奏でも演奏できる。
 スペインふうのメロディが曲のいたるところから聞こえてくるだろう。おや、これは何のメロディだっけ?とぜひ探してみてください。
 なお、中間部(第119小節より)のメロディは、コレッリ作曲の《ラ・フォリア》のベース・ラインとして知られていもの。ここでは、リスト作曲の《スペイン狂詩曲》に拠った。
 第167小節のサパテアードとは、スペイン独特の踊り。タランテラと少々似ているものと思えばよい。陽気な踊りふうの音楽を繰り広げてほしい。
初演データ (初演日)2004年8月
(初演者)須川展也 他 
(初演場所)「ヤマハサクソフォンキャンプ」
備考 サクソフォーン・オーケストラとして大人数での合奏(Sop. Alt. Ten. Bar.各2パート以上),もしくは最小の編成として、サクソフォーン八重奏での演奏が可能。ピアノ連弾版あり。
8人の奏者のための「ケニアン・ファンタジー」 [Fl. Cl. Sax. Hrn. Trp. Euph. Tub. Perc.]

Title:Kenyan Fantasy for Eight Players [Fl. Cl. Sax. Hrn. Trp. Euph. Tub. Perc]

作曲年月日:2013年
編成:Fl.(Picc.). B♭Cl. A-Sax. Hrn. Trp. Euph. Tub. Perc
演奏時間:4:30(約)

出版社:イトーミュージック / ブレーン
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初演データ (初演日)2013年
古典幻想曲 [8Sax.]

副題:サックス8重奏のための
Title:Fantasia Classica [8Sax.]

作曲年月日:1993年 09月 16日
編成:2S-Sax. 2A-Sax. 2T-Sax. 2Bar-Sax
演奏時間:7(約)

委嘱者 大泉徹氏
備考 原曲は管楽器のための「古典幻想曲」
シンガポリアーナ [8sax.]

Title:Singaporiana for Saxophone ensemble

作曲年月日:2005年 7月 25日
編成:2S-Sax. 2A-Sax. 2T-Sax. 2Bar-Sax

出版社:イトーミュージック
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プログラムノート  2002年に初めてシンガポールに行った際、アジアのエネルギーを強く感じた。それが原動力となり、今年の夏に行われたシンガポールでのWASBE(世界吹奏楽大会)では、「シンガポール・シンフォニー」というシンガポールをテーマとした3楽章からなる吹奏楽作品を発表した。この曲の第2楽章を主体としたのが、「シンガポリアーナ」である。
 シンガポールは、マレーや中国、あるいはイギリスの文化など、さまざまな文化が入り交じっている。ここでは、中国をイメージした緩徐楽章となっている。
 このアンサンブル曲(ながら、大合奏でも演奏できる曲)シリーズも、「チャイコフスキアーナ」、「エスパーニャ」に引き続き、3回目となった。毎年取り上げていただきうれしく思っています。さて来年も作曲する予定。すると、4曲からなる組曲になるはず。どうぞお楽しみに。

(200512サクソフォーンフェスティバル・プログラム)
初演データ (初演日)2005年8月
(初演場所)ヤマハキロロ
地球はおどる [8-10sax.]

Title:La Danza di Terra for Saxophone Ensemble

作曲年月日:2006年
編成:2S-Sax. 2A-Sax. 2T-Sax. 2Bar-Saxoptional part;Sopranino-sax. Bass-Sax.
演奏時間:5:30(約)

出版社:イトーミュージック
楽譜備考: 
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初演データ (初演日)2006年8月
(初演者)ヤマハキロロ
チャイコフスキアーナ [8-10Sax.]

Title:Tchaycovskiana for Saxophone ensemble

作曲年月日:2003年 7月 28日
編成:2S-Sax. 2A-Sax. 2T-Sax. 2Bar-Sax *Options (Sopranino Sax. Bass Sax.)
演奏時間:5:30(約)

出版社:ブレーン
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プログラムノート  チャイコフスキーにはよく知られたメロディがたくさんある。そのうちいくつかは、ロシア民謡であることも多い。チャイコフスキーがピアノ連弾のために編曲した「50のロシア民謡」に出てくるメロディを使って、サクソフォーンのアンサンブル曲を作曲した。使ったメロディは次の4つ。

・ なつかしい町(第1小節より)
・ リンゴの木の下(第35小節より。チャイコフスキーの《弦楽セレナーデ》で使われていることでも知られています)
・ ゆれる松(第72小節より。ストラヴィンスキーも《火の鳥》で使っています)
・ 祝宴(第75小節ベース・パート。ストラヴィンスキー《ペトルーシュカ》にも出てきます)

 さて、これらのメロディを使いつつ、序奏とソナタ形式、というふうに仕上げてみた。

 演奏に際して何点か。
 もともとはサクソフォーンの大合奏用に作曲した。そして、それを想定して、tutti(全員で)、la meta(半分の人数で)、a2(2人で)、solo(1人で)という指示を書いている。もちろん8人でも演奏可能だし、16人とかでも演奏可能。人数のバランスを考えながら演奏してほしい。
オプションとして、ソプラニーノ・サクソフォーンとバス・サクソフォーンを加えることができる。(パート譜のみ添付)

 なお、この作品は、続く《エスパーニャ》、《シンガポリアーナ》、《地球は踊る》と共に4曲の組曲からなり、さまざまなお国柄のメロディを使った、いわば組曲《地球》とでもいった体裁をなしている。
初演データ (初演日)2003年8月24日
(初演者)須川展也、雲井雅人および「ヤマハサクソフォンキャンプ」参加者
備考 サクソフォーン・オーケストラとして大人数での合奏(Sop. Alt. Ten. Bar.各2パート以上),もしくは最小の編成として、サクソフォーン八重奏での演奏が可能。ソプラニーノ・サクソフォーンとバス・サクソフォーンはなくても演奏可能。 フルートカルテット版、ピアノ連弾版あり。
Fanfare 21 for Saxophone Orchestra -based on the theme of Bolero by M. Ravel-

副題:サクソフォーン・オーケストラのためのファンファーレ21
Title:Fanfare21 for Saxophone Orchestra -based on the theme of Bolero by M. Ravel

作曲年月日:2001年 10月 31日
編成:2S-Sax. 2A-Sax. 2T-Sax. 2Bar-Sax [2Sopranino. 2Alt. 2Ten. 2Bar. 2Bas. Cb. 2Sop.] on stage  [Alt.(Bar.) 2Sop.(Ten.)] off stage. 3Perc.(option)

初演データ (初演日)2001年12月
8人の奏者のための マーチ「一度っきりの人生」 [Picc. Cl. S-Sax. Hrn. Trp. Euph. Tub. Perc.]

Title:Solo una volta! (Only Once!) for Eight Players

編成:Picc. B♭Cl. S-Sax. Hrn. Trp. Euph. Tub. Perc
演奏時間:2:00(約)

出版社:イトーミュージック / ブレーン
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初演データ (初演日)2013年10月8日
(初演者)アンサンブル・オクトパス
(初演場所)洗足学園シルバーマウンテン
マリンバ・コンチェルティーノ

作曲年月日:2021年
編成:Mba. S-Sax. A-Sax. T-Sax. B-Sax. Cb. 2Perc

プログラムノート  津軽三味線のあの独特な旋律をマリンバで演奏したらよく似合うかもしれない、とふとアイディアが浮んだ。ちょうど大森香奈さんと話をしている時だった。そこで自作の「津軽三味線協奏曲」(津軽三味線と吹奏楽)をマリンバ用に翻案することとした。室内協奏曲とすべく、サクソフォーン四重奏、打楽器2人、コントラバスとピアノという編成もすぐに想い浮んだ。
 冒頭、長いマリンバの独奏が、次第に「津軽じょんから節」を形作っていく。その中で一つの日本ふうなメロディがサクソフォーンで奏られる。そのメロディを中心に中間の緩徐部分もできており、引き続き終盤の変拍子によるアレグロ部分にも現れる。「津軽三味線協奏曲」と比べると、冒頭カデンツァ部分が大いに異なり、さらに「津軽三下り」の箇所が含まれないという変更点がある。
 大森香奈氏の委嘱。本日が初演となる。(伊藤康英/初演プログラムノート)
初演データ (初演日)2022年1月30日
(初演者)大森香奈、
(初演場所)住友生命いずみホール
委嘱者 大森香奈
こわれた1000のがっき(マジカル版)[Fl. Cl. Sax. Hrn. Trp. Trb. Tub. Perc. Pf. Nar.]

Title:Story of One Thousand Broken Musical Instruments [Fl. Cl. Sax. Hrn. Trp. Trb. Tub. Perc. Pf. Nar.]

作曲年月日:2004年 10月 14日
編成:Fl. B♭Cl. A-Sax. Hrn. Trp. Trb. Tub. Perc. Pf
演奏時間:12:00(約)

出版社:イトーミュージック
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初演データ (初演者)マジカル・サウンズ
備考 絵本「こわれた1000の楽器」(野呂昶/カワイ出版)をもとにした音楽物語。 吹奏楽版・オーケストラ版あり
CDタイトル:マジカル・サウンズのマジカル・サウンズ
レーベル・CD番号:BRAIN/BOCD-7166
CD備考:
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マジカル魔笛 [Fl. Cl. Sax. Hrn. Trp. Trb. Tub. Perc. Pf.]

Title:Magical Magic Flute [Fl. Cl. Sax. Hrn. Trp. Trb. Tub. Perc. Pf.]

作曲年月日:2005年 4月 11日
編成:Fl.(Picc.). B♭Cl. A-Sax. Hrn. Trp. Trb. Tub. Perc. Pf
演奏時間:3:00 (約)

出版社:イトーミュージック
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CDタイトル:マジカル・サウンズのマジカル・サウンズ
レーベル・CD番号:BRAIN/BOCD-7166
CD備考:
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木星のファンタジー2001  [Fl. Cl. Sax. Hrn. Trp. Trb. Tub. 2Perc]

Title:Jupiter Fantasy 2001 [Fl. Cl. Sax. Hrn. Trp. Trb. Tub. 2Perc]

作曲年月日:2001年 1月 18日
編成:Fl. B♭Cl. A-Sax. Hrn. Trp. Trb. Tub. 2Perc
演奏時間:4:30(約)

出版社:イトーミュージック
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プログラムノート  ホルスト作曲の組曲(惑星)の中の《木星》の中間部のメロディによる作品。1999年、静岡グランシップでの「Moving Music Express」にて初演。元々はヴォカリーズによる合唱曲として書いた。


この曲を聴いて、さてこのメロディはなんだっけ?と思われることでしょう。何かわれわれ日本人好みのメロディのようだなぁ、と思ったかもしれない。が、実はこれは、ホルストの手になる組曲《惑星》の中間部に出てくるメロディをもとにしているのです。1998年に合唱用に作った。その後、フルートとピアノのために作り直した。さらにマジカル・サウンズ用、静岡県浜松市の「冬の蛍」というフェスティヴァル用、倉敷チボリ公園用など、ずいぶんといろいろなヴァージョンを作った。このメロディ、近頃、ヒットチャートに乗っているらしいのだが…
(2004年2月29日マジカル・サウンズコンサート、プログラムより)
初演データ (初演者)マジカルサウンズ
CDタイトル:マジカル・サウンズのマジカル・サウンズ
レーベル・CD番号:BRAIN/BOCD-7166
CD備考:
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アメリカのパリっ子 [Fl. Cl. Sax. Hrn. Trp. Trb. Tub. Perc. Pf.]

Title:A Parisian in America [Fl. Cl. Sax. Hrn. Trp. Trb. Tub. Perc. Pf.]

作曲年月日:2005年 10月 10日
編成:Fl. B♭Cl. A-Cl. Hrn. Trp. Trb. Tub. Perc. Pf. Mallets
演奏時間:5:20(約)

出版社:イトーミュージック
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初演データ (初演者)マジカル・サウンズ
CDタイトル:マジカル・サウンズのマジカル・サウンズ
レーベル・CD番号:BRAIN/BOCD-7166
CD備考:
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23時45分のミスターシンデレラ 第1組曲 マジカル・サウンズ版

Title:Mr. Cinderella at 23:45 1st Suite

作曲年月日:2001年
編成:Fl. B♭Cl. A-Sax. Hrn. Trp. Trb. Tub. Mba. Perc. Pf

初演データ (初演日)2001年12月10日
備考 第1組曲のみ Fl.Vc.Perc.Pf.版有り(第1、第2組曲共)
琉球幻想曲 ~サクソフォーン・アンサンブルのための

Title:Ryukuan Fantasy for saxophone choir

作曲年月日:2013年 10月
編成:3S-Sax. 3A-Sax. 3T-Sax. 3T-Sax. 3Bar-Sax. B-SaxSoprillo, Sopranino, (option: ContraBass)
演奏時間:4:30(約)

出版社:レンタル(イトーミュージック / ブレーン)
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初演データ (初演日)2013年11月30日
(初演場所)サクソフォニーフェスティバル沖縄(読谷村文化センター鳳ホール)
委嘱者 サクソフォニーフェスティバル沖縄実行委員会
サクソフォーン・オーケストラのためのファンファーレ

Title:FANFARE for Saxophone Orchestra

作曲年月日:1987年 08月 08日
編成:6S-Sax. 6A-Sax. 6T-Sax. 4Bar-Sax [1Alt. 1Ten.]Off Stage [6Sop. 6Alt. 6Ten. 4Bar. 2Bas.]On Stage

備考 「アルルの女」の「神の子羊」がベースになっている
サクソフォーンオーケストラのためのタブロー  [Saxophone orchestra]

Title:Tableau, for Saxphone Orchestra

作曲年月日:1988年 08月 09日
編成:4S-Sax. 8A-Sax. 8T-Sax. 8Bar-Sax. 4B-Sax Sopranino Sax. Contra bass Sax.
演奏時間:6:00(約)

備考 吹奏楽版有り 1E-Flat Sop.Sax. 4(2)B-Flat Sop.Sax. 8(4)Alto Sax. 8(4)Tenor Sax. 8(4)Bar. Sax. 4(2)Bass Sax. 1Contrabass Sax.
台湾狂詩曲 [Fl. B♭Cl. A-Cl. Tub. Perc. Pf]

Title:Rapsodia Formosa [Fl. B♭Cl. A-Cl. Tub. Perc. Pf]

作曲年月日:2022年 11月 2日
編成:Fl. B♭Cl. A-Cl. Tub. Perc. Pf
演奏時間:5(約)

初演データ (初演日)2022年11月21日
(初演者)吉田あかり、秋山かえで、中村均一、宮西純、平子ひさえ、伊藤康英
(初演場所)スペースDo
木星のファンタジー [Fl. B♭Cl. A-Cl. Tub. Perc. Pf]

Title:Jupiter Fantasy [Fl. B♭Cl. A-Cl. Tub. Perc. Pf]

作曲年月日:2022年 11月 2日
編成:Fl. B♭Cl. A-Sax. Tub. Perc. Pf
演奏時間:5(約)

初演データ (初演日)2022年11月21日
(初演者)吉田あかり、秋山かえで、中村均一、宮西純、平子ひさえ、伊藤康英
(初演場所)スペースDo
琉球幻想曲 [Vn. 4sax. Pf.]

Title:Ryukuan Fantasy [Vn. 4sax. Pf.]

作曲年月日:1999年 11月 27日
編成:Vn. S-Sax. A-Sax. T-Sax. Bar-Sax. Pf
演奏時間:4:30(約)

備考 原曲は2台ピアノ8手連弾。他に、2台ピアノ版、1台ピアノ版、ヴァイオリンとピアノ版、ピアノ独奏版、ソプラノ・サクソフォーンとピアノ版、ピアノ七重奏版、(弦5部、打楽器、ピアノ)、ピアノ六重奏版(弦5部、ピアノ)<ref id=45>ピアノと吹奏楽版</ref>、サクソフォーン四重奏版あり。
エスパーニャ [6-8sax.]

Title:Espana for Saxophone ensemble based on Spanish melodies

作曲年月日:2004年 8月 16日
編成:2S-Sax. 2A-Sax. 2T-Sax. 2Bar-Sax
演奏時間:5:00(約)

出版社:ブレーン
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プログラムノート  組曲《地球》とでもいうべき4曲からなる組曲《チャイコフスキアーナ》《エスパーニャ》《シンガポリアーナ》《地球はおどる》の第2曲。
 サクソフォーンの大合奏用に作曲したが、最小の編成として、サクソフォーン6重奏(ソプラノ2、アルト1、テナー1、バリトン2)でも演奏できる。第2アルトと第2テナー(いずれも若干演奏容易になっている)をくわえることで8重奏でも演奏できる。
 スペインふうのメロディが曲のいたるところから聞こえてくるだろう。おや、これは何のメロディだっけ?とぜひ探してみてください。
 なお、中間部(第119小節より)のメロディは、コレッリ作曲の《ラ・フォリア》のベース・ラインとして知られていもの。ここでは、リスト作曲の《スペイン狂詩曲》に拠った。
 第167小節のサパテアードとは、スペイン独特の踊り。タランテラと少々似ているものと思えばよい。陽気な踊りふうの音楽を繰り広げてほしい。
初演データ (初演日)2004年8月
(初演者)須川展也 他 
(初演場所)「ヤマハサクソフォンキャンプ」
備考 サクソフォーン・オーケストラとして大人数での合奏(Sop. Alt. Ten. Bar.各2パート以上),もしくは最小の編成として、サクソフォーン八重奏での演奏が可能。ピアノ連弾版あり。
8人の奏者のための「ケニアン・ファンタジー」 [Fl. Cl. Sax. Hrn. Trp. Euph. Tub. Perc.]

Title:Kenyan Fantasy for Eight Players [Fl. Cl. Sax. Hrn. Trp. Euph. Tub. Perc]

作曲年月日:2013年
編成:Fl.(Picc.). B♭Cl. A-Sax. Hrn. Trp. Euph. Tub. Perc
演奏時間:4:30(約)

出版社:イトーミュージック / ブレーン
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初演データ (初演日)2013年
古典幻想曲 [8Sax.]

副題:サックス8重奏のための
Title:Fantasia Classica [8Sax.]

作曲年月日:1993年 09月 16日
編成:2S-Sax. 2A-Sax. 2T-Sax. 2Bar-Sax
演奏時間:7(約)

委嘱者 大泉徹氏
備考 原曲は管楽器のための「古典幻想曲」
シンガポリアーナ [8sax.]

Title:Singaporiana for Saxophone ensemble

作曲年月日:2005年 7月 25日
編成:2S-Sax. 2A-Sax. 2T-Sax. 2Bar-Sax

出版社:イトーミュージック
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プログラムノート  2002年に初めてシンガポールに行った際、アジアのエネルギーを強く感じた。それが原動力となり、今年の夏に行われたシンガポールでのWASBE(世界吹奏楽大会)では、「シンガポール・シンフォニー」というシンガポールをテーマとした3楽章からなる吹奏楽作品を発表した。この曲の第2楽章を主体としたのが、「シンガポリアーナ」である。
 シンガポールは、マレーや中国、あるいはイギリスの文化など、さまざまな文化が入り交じっている。ここでは、中国をイメージした緩徐楽章となっている。
 このアンサンブル曲(ながら、大合奏でも演奏できる曲)シリーズも、「チャイコフスキアーナ」、「エスパーニャ」に引き続き、3回目となった。毎年取り上げていただきうれしく思っています。さて来年も作曲する予定。すると、4曲からなる組曲になるはず。どうぞお楽しみに。

(200512サクソフォーンフェスティバル・プログラム)
初演データ (初演日)2005年8月
(初演場所)ヤマハキロロ
地球はおどる [8-10sax.]

Title:La Danza di Terra for Saxophone Ensemble

作曲年月日:2006年
編成:2S-Sax. 2A-Sax. 2T-Sax. 2Bar-Saxoptional part;Sopranino-sax. Bass-Sax.
演奏時間:5:30(約)

出版社:イトーミュージック
楽譜備考: 
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初演データ (初演日)2006年8月
(初演者)ヤマハキロロ
チャイコフスキアーナ [8-10Sax.]

Title:Tchaycovskiana for Saxophone ensemble

作曲年月日:2003年 7月 28日
編成:2S-Sax. 2A-Sax. 2T-Sax. 2Bar-Sax *Options (Sopranino Sax. Bass Sax.)
演奏時間:5:30(約)

出版社:ブレーン
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プログラムノート  チャイコフスキーにはよく知られたメロディがたくさんある。そのうちいくつかは、ロシア民謡であることも多い。チャイコフスキーがピアノ連弾のために編曲した「50のロシア民謡」に出てくるメロディを使って、サクソフォーンのアンサンブル曲を作曲した。使ったメロディは次の4つ。

・ なつかしい町(第1小節より)
・ リンゴの木の下(第35小節より。チャイコフスキーの《弦楽セレナーデ》で使われていることでも知られています)
・ ゆれる松(第72小節より。ストラヴィンスキーも《火の鳥》で使っています)
・ 祝宴(第75小節ベース・パート。ストラヴィンスキー《ペトルーシュカ》にも出てきます)

 さて、これらのメロディを使いつつ、序奏とソナタ形式、というふうに仕上げてみた。

 演奏に際して何点か。
 もともとはサクソフォーンの大合奏用に作曲した。そして、それを想定して、tutti(全員で)、la meta(半分の人数で)、a2(2人で)、solo(1人で)という指示を書いている。もちろん8人でも演奏可能だし、16人とかでも演奏可能。人数のバランスを考えながら演奏してほしい。
オプションとして、ソプラニーノ・サクソフォーンとバス・サクソフォーンを加えることができる。(パート譜のみ添付)

 なお、この作品は、続く《エスパーニャ》、《シンガポリアーナ》、《地球は踊る》と共に4曲の組曲からなり、さまざまなお国柄のメロディを使った、いわば組曲《地球》とでもいった体裁をなしている。
初演データ (初演日)2003年8月24日
(初演者)須川展也、雲井雅人および「ヤマハサクソフォンキャンプ」参加者
備考 サクソフォーン・オーケストラとして大人数での合奏(Sop. Alt. Ten. Bar.各2パート以上),もしくは最小の編成として、サクソフォーン八重奏での演奏が可能。ソプラニーノ・サクソフォーンとバス・サクソフォーンはなくても演奏可能。 フルートカルテット版、ピアノ連弾版あり。
Fanfare 21 for Saxophone Orchestra -based on the theme of Bolero by M. Ravel-

副題:サクソフォーン・オーケストラのためのファンファーレ21
Title:Fanfare21 for Saxophone Orchestra -based on the theme of Bolero by M. Ravel

作曲年月日:2001年 10月 31日
編成:2S-Sax. 2A-Sax. 2T-Sax. 2Bar-Sax [2Sopranino. 2Alt. 2Ten. 2Bar. 2Bas. Cb. 2Sop.] on stage  [Alt.(Bar.) 2Sop.(Ten.)] off stage. 3Perc.(option)

初演データ (初演日)2001年12月
8人の奏者のための マーチ「一度っきりの人生」 [Picc. Cl. S-Sax. Hrn. Trp. Euph. Tub. Perc.]

Title:Solo una volta! (Only Once!) for Eight Players

編成:Picc. B♭Cl. S-Sax. Hrn. Trp. Euph. Tub. Perc
演奏時間:2:00(約)

出版社:イトーミュージック / ブレーン
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初演データ (初演日)2013年10月8日
(初演者)アンサンブル・オクトパス
(初演場所)洗足学園シルバーマウンテン
マリンバ・コンチェルティーノ

作曲年月日:2021年
編成:Mba. S-Sax. A-Sax. T-Sax. B-Sax. Cb. 2Perc

プログラムノート  津軽三味線のあの独特な旋律をマリンバで演奏したらよく似合うかもしれない、とふとアイディアが浮んだ。ちょうど大森香奈さんと話をしている時だった。そこで自作の「津軽三味線協奏曲」(津軽三味線と吹奏楽)をマリンバ用に翻案することとした。室内協奏曲とすべく、サクソフォーン四重奏、打楽器2人、コントラバスとピアノという編成もすぐに想い浮んだ。
 冒頭、長いマリンバの独奏が、次第に「津軽じょんから節」を形作っていく。その中で一つの日本ふうなメロディがサクソフォーンで奏られる。そのメロディを中心に中間の緩徐部分もできており、引き続き終盤の変拍子によるアレグロ部分にも現れる。「津軽三味線協奏曲」と比べると、冒頭カデンツァ部分が大いに異なり、さらに「津軽三下り」の箇所が含まれないという変更点がある。
 大森香奈氏の委嘱。本日が初演となる。(伊藤康英/初演プログラムノート)
初演データ (初演日)2022年1月30日
(初演者)大森香奈、
(初演場所)住友生命いずみホール
委嘱者 大森香奈
こわれた1000のがっき(マジカル版)[Fl. Cl. Sax. Hrn. Trp. Trb. Tub. Perc. Pf. Nar.]

Title:Story of One Thousand Broken Musical Instruments [Fl. Cl. Sax. Hrn. Trp. Trb. Tub. Perc. Pf. Nar.]

作曲年月日:2004年 10月 14日
編成:Fl. B♭Cl. A-Sax. Hrn. Trp. Trb. Tub. Perc. Pf
演奏時間:12:00(約)

出版社:イトーミュージック
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初演データ (初演者)マジカル・サウンズ
備考 絵本「こわれた1000の楽器」(野呂昶/カワイ出版)をもとにした音楽物語。 吹奏楽版・オーケストラ版あり
CDタイトル:マジカル・サウンズのマジカル・サウンズ
レーベル・CD番号:BRAIN/BOCD-7166
CD備考:
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マジカル魔笛 [Fl. Cl. Sax. Hrn. Trp. Trb. Tub. Perc. Pf.]

Title:Magical Magic Flute [Fl. Cl. Sax. Hrn. Trp. Trb. Tub. Perc. Pf.]

作曲年月日:2005年 4月 11日
編成:Fl.(Picc.). B♭Cl. A-Sax. Hrn. Trp. Trb. Tub. Perc. Pf
演奏時間:3:00 (約)

出版社:イトーミュージック
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CDタイトル:マジカル・サウンズのマジカル・サウンズ
レーベル・CD番号:BRAIN/BOCD-7166
CD備考:
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木星のファンタジー2001  [Fl. Cl. Sax. Hrn. Trp. Trb. Tub. 2Perc]

Title:Jupiter Fantasy 2001 [Fl. Cl. Sax. Hrn. Trp. Trb. Tub. 2Perc]

作曲年月日:2001年 1月 18日
編成:Fl. B♭Cl. A-Sax. Hrn. Trp. Trb. Tub. 2Perc
演奏時間:4:30(約)

出版社:イトーミュージック
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プログラムノート  ホルスト作曲の組曲(惑星)の中の《木星》の中間部のメロディによる作品。1999年、静岡グランシップでの「Moving Music Express」にて初演。元々はヴォカリーズによる合唱曲として書いた。


この曲を聴いて、さてこのメロディはなんだっけ?と思われることでしょう。何かわれわれ日本人好みのメロディのようだなぁ、と思ったかもしれない。が、実はこれは、ホルストの手になる組曲《惑星》の中間部に出てくるメロディをもとにしているのです。1998年に合唱用に作った。その後、フルートとピアノのために作り直した。さらにマジカル・サウンズ用、静岡県浜松市の「冬の蛍」というフェスティヴァル用、倉敷チボリ公園用など、ずいぶんといろいろなヴァージョンを作った。このメロディ、近頃、ヒットチャートに乗っているらしいのだが…
(2004年2月29日マジカル・サウンズコンサート、プログラムより)
初演データ (初演者)マジカルサウンズ
CDタイトル:マジカル・サウンズのマジカル・サウンズ
レーベル・CD番号:BRAIN/BOCD-7166
CD備考:
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アメリカのパリっ子 [Fl. Cl. Sax. Hrn. Trp. Trb. Tub. Perc. Pf.]

Title:A Parisian in America [Fl. Cl. Sax. Hrn. Trp. Trb. Tub. Perc. Pf.]

作曲年月日:2005年 10月 10日
編成:Fl. B♭Cl. A-Cl. Hrn. Trp. Trb. Tub. Perc. Pf. Mallets
演奏時間:5:20(約)

出版社:イトーミュージック
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初演データ (初演者)マジカル・サウンズ
CDタイトル:マジカル・サウンズのマジカル・サウンズ
レーベル・CD番号:BRAIN/BOCD-7166
CD備考:
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23時45分のミスターシンデレラ 第1組曲 マジカル・サウンズ版

Title:Mr. Cinderella at 23:45 1st Suite

作曲年月日:2001年
編成:Fl. B♭Cl. A-Sax. Hrn. Trp. Trb. Tub. Mba. Perc. Pf

初演データ (初演日)2001年12月10日
備考 第1組曲のみ Fl.Vc.Perc.Pf.版有り(第1、第2組曲共)
琉球幻想曲 ~サクソフォーン・アンサンブルのための

Title:Ryukuan Fantasy for saxophone choir

作曲年月日:2013年 10月
編成:3S-Sax. 3A-Sax. 3T-Sax. 3T-Sax. 3Bar-Sax. B-SaxSoprillo, Sopranino, (option: ContraBass)
演奏時間:4:30(約)

出版社:レンタル(イトーミュージック / ブレーン)
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初演データ (初演日)2013年11月30日
(初演場所)サクソフォニーフェスティバル沖縄(読谷村文化センター鳳ホール)
委嘱者 サクソフォニーフェスティバル沖縄実行委員会
サクソフォーン・オーケストラのためのファンファーレ

Title:FANFARE for Saxophone Orchestra

作曲年月日:1987年 08月 08日
編成:6S-Sax. 6A-Sax. 6T-Sax. 4Bar-Sax [1Alt. 1Ten.]Off Stage [6Sop. 6Alt. 6Ten. 4Bar. 2Bas.]On Stage

備考 「アルルの女」の「神の子羊」がベースになっている
サクソフォーンオーケストラのためのタブロー  [Saxophone orchestra]

Title:Tableau, for Saxphone Orchestra

作曲年月日:1988年 08月 09日
編成:4S-Sax. 8A-Sax. 8T-Sax. 8Bar-Sax. 4B-Sax Sopranino Sax. Contra bass Sax.
演奏時間:6:00(約)

備考 吹奏楽版有り 1E-Flat Sop.Sax. 4(2)B-Flat Sop.Sax. 8(4)Alto Sax. 8(4)Tenor Sax. 8(4)Bar. Sax. 4(2)Bass Sax. 1Contrabass Sax.