管・弦・打楽器作品

その他の楽器(オルガン、ハープ、津軽三味線など)

津軽三味線協奏曲

Title:Concerto for Tsugaru-Shamisen and Band

作曲年月日:2013年 8月
演奏時間:14:00(約)

出版社:イトーミュージック / ブレーン
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プログラムノート 津軽三味線はユニークな楽器で、一音聴いただけで我々を北国に誘ってくれる。それから、ロックにも通じる激しさを持っている、カッコイイ楽器なのだ。もっと面白いことがある。3本の意図の「音合せ」つまりチューニング、それ自体がすでに音楽の一部になっているのだ。(それに対して、西洋のオーケストラのチューニングは耳障りに感じられますね)。そうした津軽三味線の特性をいかした協奏曲を作曲した。
 曲の構成は次の通り。
 音合せの後、「津軽じょんから節」ふうの音楽から始まる。次いで吹奏楽を主体とする部分。さらに音合わせの後「津軽三下がり」ふうの音楽。(ここは、各拍の長さが不均等になっている「3拍子」。日本の音楽には、こんな複雑なリズムがあるのです。注目してください)。そして最後は変拍子を伴う活気あふれる音楽。ロックの音楽にも共通すると思う。その中で再度の音合わせにより色彩が変わり高揚して幕切れとなる。以上、4つの部分から成り立っている約14分の作品。(初演プログラムノート/伊藤康英)
初演データ (初演日)2013年11月10日
(初演者)山口晃司(津軽三味線)一宮市消防音楽隊 指揮:鈴木竜哉 
(初演場所)一宮市消防音楽隊第35回定期演奏会 (一宮市民会館)
委嘱者 一宮市消防音楽隊
低音楽器(ユーフォニアム、トロンボーン、チューバ)四重奏のための 3つの民謡(ホルスト作曲)

Title:Three Folksongs for Bass Clef Instruments Quartet (by G. Holst) [Euphonium, Trombone, Tuba]

原作者:Gustav Holst
作曲年月日:2015年
演奏時間:8:00(約)

出版社:イトーミュージック/ブレーン
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プログラムノート ホルスト作曲の《第2組曲》では、さまざまな民謡が用いられている。それらの民謡をホルストは、別の機会に無伴奏合唱に編曲している。その民謡集から編曲したのがこの曲集である。

ユーフォニアム4、あるいはユーフォニアム3とテューバ1、ユーフォアニム2とテューバ2、あるいはトロンボーン4など、さまざまな形態で演奏可能である。

〈鍛冶屋の歌〉は、吹奏楽の《第2組曲》とほぼ同じである。
〈恋人を愛する〉は、吹奏楽版ではメロディが2回繰り返されたのみで終わるが、合唱版は6番からなっており、失われた恋人が戻ってくるまでのストーリーが描かれる。途中のAnimatoやVivaceの部分では、かなりテンポを上げることができる。
〈スワンシー・タウン〉は、吹奏楽に出てくるメロディ(この合唱版では16小節分)のうち、後半が繰り返される形を採っている。この手の曲にしばしばみられる、メロディーの後半部分を「合唱で」反復する形式になっている。(なお、「Swansea」は実際の発音は「スウォンジー」に近いが、日本語題の慣例に倣ってここでは「スワンシー」と記した)。

演奏の参考になるよう、次ページには歌詞を掲載するとともに、スコア中に歌詞を書き入れておいた。(パート譜にはない)。
また、大人数で演奏しディヴィジ可能の場合は、スコア中の小さな音符を演奏することができる。(これも、パート譜にはない)。

初出は『バンドジャーナル』付録。この四重奏のために若干の手が加えられた。
この版は、2015年度東京コンセルヴァトアール尚美ディプロマ・コースにて取り上げられ、2016年3月28日、「伊藤康英と愉快な仲間たち」コンサートにて、井口紗希、古田土彬宏、中東朋美(ユーフォニアム)、鎌田直、多田和寛(テューバ)により初演。
初演データ (初演日)2016年3月28日
(初演場所)文京シビック 小ホール
トスカの接吻 (プッチーニ作曲) [Sax. Org.]

副題:サクソフォーンとオルガンのためのファンタジー
Title:Il Bacio di Tosca (by G. Puccini) [Sax. Org.]
Subtitle:Fantasy for Saxphone and Organ

原作者:Giacomo Puccini
作曲年月日:1996年 06月 25日
編成:A-Sax. Org.
演奏時間:7:00(約)

プログラムノート フランス革命下の政情混乱のローマ。プッチーニの歌劇「トスカ」は、ここを舞台に、歌姫トスカと画家カヴァラドッシとの愛の悲劇が歌われている。今宵は、哀しく香るメロディのエッセンスをおとどけしたい。残虐な警視総監スカルピアは、トスカを手籠めにせんと抱きつく。と、トスカはスカルピアの胸の真只中にナイフを突き刺したのだった。“Quest e il bacio di Tosca !”― 「これがトスカの接吻よ!」

(1996年7月松居直美パイプオルガン・コンサート
プログラムノートより)
初演データ (初演日)1996年7月25日
(初演者)松居直美、須川展也 
(初演場所)神奈川県民小ホール
ユーフォニアム・テューバ四重奏のための《シャコンヌ》[2Euph. 2Tuba]

副題:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番ニ短調BWV1004による
Title:CHACONNE for Euphonium and Tuba Quartet (by J. S. Bach) [2Euph. 2Tuba]
Subtitle:from "PARTITA NO.2" for Solo Violin in D minor BWV.1004

原作者:J. S. バッハ
作曲年月日:2016年
編成:2Euph. 2Tub
演奏時間:15:00(約)

出版社:イトーミュージック / ブレーン
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初演データ (初演日)2016年
前奏曲とフーガ [2Euph. 2Tub]

副題:ユーフォニアム・テューバ四重奏のための
Title:Prelude and fugue for Euphonium and Tuba Quartet

作曲年月日:2016年 4月 30日
編成:2Euph. 2Tub
演奏時間:8:30(約)

出版社:イトーミュージック / ブレーン
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初演データ (初演日)2016年6月3日
(初演者)Euphonium Tuba Collective
(初演場所)ITEC2016
琉球幻想曲 [2Euph. 2Tub]

副題:ユーフォニアム・テューバ四重奏のために
Title:Ryukyuan Fantasy for Euphonium and Tuba Quartet

作曲年月日:2016年 4月 25日
編成:2Euph. 2Tub
演奏時間:4:30(約)

出版社:イトーミュージック/ブレーン
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初演データ (初演日)2016年7月
『古典組曲』 5人の奏者のための(組曲) [4Euph. Acc.]

副題:1.前奏曲 2.タンゴ風アルマンド 3.シャコンヌ風サラバンド 4.ルイ・クープラン氏を模した間奏曲 5.ハバネラ風ガボット 6.ミュゼット風メヌエット 7.サパテアード風ジーグ
Title:A la Suite Classique, for 5 players (suite) [4Euph. Acc.]
Subtitle:1.Prelude 2.Allemande en forme de Tango 3.Sarabande en forme de chaconne 4.Interlude l'imitation de Mr. L.. Couperin 5.Gavotte en forme de Habanera 6.Menuet forme de Musette 7.Gigue en forme de Zapateado

作曲年月日:1995年 01月 29日
編成:4Euph. Acc

プログラムノート  いわゆる「古典組曲」をご存知だろうか。バッハの「フランス組曲」や「パルティータ」などが名作として知られるが、言ってみれば「舞曲集」である。たとえばアルマンドは16世紀から17世紀初頭にかけて踊られた、ゆるやかな2拍子系のドイツの舞曲。サラバンドは17~18世紀にヨーロッパで流行した3拍子系のゆっくりとした舞曲で、メキシコに端を発するらしい。ガヴォットは2分の2拍子の中庸のテンポで、アウフタクトを特徴とする17世紀のフランスの舞曲。メヌエットも、17世紀に特に愛好された3拍子の舞曲。ジーグは16世紀イギリスで流行した活発な舞曲。
 このように、当時流行した舞曲や、踊られなくなったレトロな舞曲が一堂に会するのが、古典組曲である(さらに、全体はすべて同じ調で統一させていたり、主題が似通っていることなどにより、変奏曲の一種とも解することができる)。その古典組曲、アコーディオンとユーフォニアムというなんだか面白い組み合わせを以って現代に置き換え、あるいはより新しい舞曲をも取り込み、あるいはパロディ化したものが、この私の「古典組曲」である。そこで、なんだか新しくて古めかしいような作品となった。
 全曲は7楽章。それぞれの楽章は短く、いくつかは繋がって演奏される。
 なお、フランス語のタイトルは「古典組曲ふうに」という意味であるが、「a la suite」は「次々と」とも訳される。したがって、「古典風に次々と」といったニュアンスをも持つことになろう。

初演プログラムノートより
初演データ (初演日)1995年2月18日
(初演者)外囿祥一郎、牛上隆司、深石宗太郎、福田昌範、江森 登(アコーディオン)
(初演場所)「ユーフォニアム・カムパニー第3回公演」なかのZERO大ホール
備考 ユーフォニアム・カムパニー委嘱作品。
Four Euphoniums for You [4Euph. Hrp.(Pf.)]

副題:ユーフォニアム・フォー・ユー (あなたにユーフォニアムを)
Title:Four Euphoniums for you [4Euph. Hrp.(Pf.)]

作曲年月日:2005年 1月 31日
編成:4Euph. Hrp(or Pf.)

初演データ (初演日)2005年2月26日
(初演者)三浦徹、高橋康次、鎌田裕子、小久保まい、伊藤康英(ピアノ) 『三浦徹先生 国立音楽大学 在職30年を祝う 記念演奏会』(西国分寺いずみホール)
備考 『三浦徹先生 国立音楽大学 在職30年を祝う 記念演奏会』実行委員会の委嘱により作曲。※初演はピアノとユーフォニアム四重奏
CDタイトル: The World of the Euphonium Vol.5
レーベル・CD番号:Polyphonic/QPRZ 025D
CD備考:
『古典組曲』第2番 6人の奏者のための(組曲)[4Euph. 2Tube]

副題:1.シャコンヌ風前奏曲 2.トッカータ風フーガ3.ジョージ風子守歌 4.アマデウス風ラグタイム
Title:A la Suite Classique No.2 for 6 players (suite) [4Euph. 2Tube]

作曲年月日:1996年 02月 26日
編成:4Euph. 2Tub
演奏時間:9:00(約)

プログラムノート  いわゆる「古典組曲」をご存知だろうか。バッハの「フランス組曲」や「パルティータ」などが知られている。これは、往時に流行した舞曲やもう踊られなくなったレトロな舞曲が一堂に会する、いわゆる「舞曲集」なのである(そして、全体はすべて同じ調で統一されていたり、主題が似通っていることなどにより、一種の変奏曲と解することができる)。それを、現代に置き換え、あるいはより新しい舞曲をも取り込み、あるいはパロディ化したものが、この「古典組曲」第2番である。したがって、なんだか新しくて古めかしいような作品ができた。
 なお、フランス語のタイトルは「古典組曲風に」という意味であるが、「a la suite」は「次々と」とも訳される。したがって「古典風に次々と」といったニュアンスを持つこととなろう。
(1996/3/6初演プログラムノートより)
初演データ (初演日)1996年3月6日
(初演者)東京コンセルヴァトワール尚美ユーフォニアム・チューバアンサンブル
(初演場所)バリオホール
委嘱者 東京コンセルヴァトワール尚美
歌劇『カヴァレリア・ルスティカーナ』より “間奏曲” (マスカーニ作曲) [Fl. 2Ob. 2Cl. 2Bn. Cb.]

Title:"Intermezzo sinfonico" from "Cavalleria Rusticana" (by P. Mascagni) [Fl. 2Ob. 2Cl. 2Bn. Cb.]

原作者:Pietro Mascagni
作曲年月日:2000年 12月 10日
編成:Fl. 2Bsn. 2Ob . 2B♭Cl. Cb

初演データ (初演日)2001年4月18日
(初演者)オイロス・アンサンブル
CDタイトル:トラヴィアータ・ファンタジー ~オイロス・アンサンブル
レーベル・CD番号:キングレコードKICC-342
CD備考:
8人の奏者のための「第1組曲」 (ホルスト作曲)[Fl. Cl. Sax. Trp. Hrn. Trb. Euph. Perc.]

Title:First Suite for Eight players (by G. Holst) [Fl. Cl. Sax. Trp. Hrn. Trb. Euph. Perc.]

原作者:Gustav Holst
作曲年月日:1998年 01月 13日
編成:Fl. B♭Cl. A-Sax. Hrn. Trp. Trb. Euph. Perc
演奏時間:11(約)

出版社:イトーミュージック / ブレーン
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First Suit for eight Players (8m ~)
プログラムノート  吹奏楽の古典的な名曲である『吹奏楽のための第1組曲 変ホ長調』(G.ホルスト作曲、1909年)を8人で演奏できるように編曲した。なお、この編曲は、手書き譜による伊藤康英校訂版に基づいている。
 どんなに小編成でも、こうした吹奏楽曲などを立派に演奏できるものだという例として、アンサンブルのレパートリーとしてのみならず、小編成バンドへの応援としたい。
 「アンサンブル・オクトパス」(神野由梨(Fl.)、山本茉莉奈(Cl.)、三宅浩陽(Sx.)、光永智英美(Tp.)、田邊明夏(Hr.)、伊藤奏人(Ep.)、高井隆太郎(Tu.)、中村雄也(Perc.))により、2013年10月8日、洗足学園音楽大学シルバーマウンテン竣工記念コンサート「伊藤康英プロデュース 世界最小の吹奏楽、始動!」にて初演。
初演データ (初演日)2013年10月8日
備考 G.Holstの吹奏楽曲「第1組曲」の第1楽章Allegro moderatoの八重奏編曲版。
ヴェニスの謝肉祭による変奏曲 [5Euph. 4Tub]

Title:Variations from "Carnival of Venice"

原作者:J. B. Arban
作曲年月日:1988年 05月 26日
編成:5Euph. 4Tub
演奏時間:9:00(約)

歌劇『道化師』より “プロローグ” (レオンカヴァッロ作曲)[Fl. 2Ob. 2Cl. 2Hr. 2Bn. Cb.]

Title:"Prologue" from "I pagliacci" (by R. Leoncavallo) [Fl. 2Ob. 2Cl. 2Hr. 2Bn. Cb.]

原作者:Ruggero Leoncavallo
作曲年月日:2000年 12月 23日
編成:Fl. 2Ob . 2Bsn. 2B♭Cl. 2Hrn. Cb

初演データ (初演日)2001年4月18日
(初演者)オイロス・アンサンブル(王子ホール)
CDタイトル:トラヴィアータ・ファンタジー ~オイロス・アンサンブル
レーベル・CD番号:キングレコードKICC-342
CD備考:
歌劇『トスカ』より “歌に生き、愛に生き” (プッチーニ作曲) [Fl. 2Ob. 2Cl. 2Hr. 2Bn. Cb.]

Title:"Vissi d'arte,vissi d'amore" from "Tosca" (by G. Puccini) [Fl. 2Ob. 2Cl. 2Hr. 2Bn. Cb.]

原作者:Giacomo Puccini
作曲年月日:2000年 12月 22日
編成:Fl. 2Ob . 2Bsn. 2B♭Cl. 2Hrn. Cb

初演データ (初演日)2001年4月18日
(初演者)オイロス・アンサンブル(王子ホール)
(初演場所) 
CDタイトル:トラヴィアータ・ファンタジー ~オイロス・アンサンブル
レーベル・CD番号:キングレコードKICC-342
CD備考:
歌劇『トスカ』より “星は光りぬ” (プッチーニ作曲) [Fl. 2Ob. 2Cl. 2Hr. 2Bn. Cb.]

Title:"El lucevan le stelle" from "Tosca"  (by G. Puccini) [Fl. 2Ob. 2Cl. 2Hr. 2Bn. Cb.]

原作者:Giacomo Puccini
作曲年月日:2000年 12月 24日
編成:Fl. 2Ob . 2Bsn. 2B♭Cl. 2Hrn. Cb

初演データ (初演日)2001年4月18日
(初演者)オイロス・アンサンブル (王子ホール)
CDタイトル:トラヴィアータ・ファンタジー ~オイロス・アンサンブル
レーベル・CD番号:キングレコードKICC-342
CD備考:
トスカの接吻(キス) [10Euph. 2Tub. Timp. Mallets. Perc.]

副題:ユーフォニアム・テューバアンサンブルのためのファンタジー
Title:Il Baacio de Tosca Fantasia for Euphoniums and Tubas
Subtitle:Fantasia for Euphoniums and Tubas

原作者:G.プッチーニ
作曲年月日:2005年 1月 24日
編成:10Euph. 2Tub. Timp. Perc. Mallets

初演データ (初演日)2005年2月28日
(初演者)尚美ユーフォニアム・テューバアンサンブル 「尚美ユーフォニアム・テューバアンサンブル第21回定期演奏会」(ゆめりあホール)
(初演場所)「尚美ユーフォニアム・テューバアンサンブル第21回定期演奏会」ゆめりあホール
委嘱者 尚美ユーフォニアム・テューバアンサンブル